三日目

anonenone8852004-10-18

 か〜えりた〜く〜な〜い、か〜えりた〜く〜な〜い、か〜えりた〜く〜ないけど〜、さよならマーチ!旅行3日目です。

 今日は5時半に起きて朝日を見ようとたくらんでいたのですが、たくらみで終わりました。5時半に起きたとき、友人はこの世のものとは思えぬ顔をしており、「今から風呂に行こう」とはさすがの私も言い出せなかったのだ。そういう私も、かなり寝ぼけており、誰と旅行に来たか思い出せず、そして友人の顔があまりにもいつもと違うため「朝ですけど・・・」と敬語で友人に話しかけてました。こんな二人が朝風呂なんかしたら、心臓麻痺間違いなしですな。よかったわ、寝なおして。命拾いしましたわ。

 朝ごはんも非常に大量の手作りパンが出てきて、それはそれはおいしく、深夜にケーキをホールごと食べたとは思えぬ勢いで朝ごはんも食い散らかしてみました。ハイエナと呼んでください。おそらくこの時点で胃は相当おかしくなっていました。

 今日は、もう疲れていたし帰る日やしで、結局おもしろ博物館ていうとこに行って、特におもしろくもない昔の教科書とか見たりして、そのあとテディベア博物館のショップにだけよったりしておみやげを見ながら過ごしました。

 結局この旅行で使った金の総額は5万5千円ぐらいでした。高いよね・・・・。友人は働き始めて何年もたつし、残業代も出る仕事してるから大丈夫かもしれんけどさ・・・私は大丈夫じゃないよね・・・。明日から日の丸弁当ね、決定。

 帰りの電車は二人とも疲れていたためぼつぼつしゃべったり、寝たりを繰り返し、行きよりも旅路が長く感じました。二人とも最後のほうは尿意をもよおしていたため、余計にそう感じたのかもしれません。皆様、大量に物を摂取すると、かなりトイレが近くなります。「ああ、今、うちらが食いちらかしたものを内臓が消化してて、老廃物が大量に出てるんやな」「そうやな、がんばれ内臓って感じやな・・・」などとぼそぼそしゃべりました。非常に食べ過ぎた3日間だったため、苦しくて苦しくて仕方ないはずやったのに、夕方には普通に腹が減っているという事実に気づき、唖然とする我らでした。友人は、「夕食はマクドにするわ・・・」と言い残して去っていきました。殺人的な胃の持ち主です。

 ああ、こんなに大量に食ったんやから、さぞかし体重が増えてることであろう!という予想の元、家に帰ってから体重計に乗りました。うわああああ!全然増えてない〜!!なんで?たくさんトイレに行ったから?途中、やや下痢気味のときがあったから?とにかく2キロぐらいは増えてると思ってたからびっくりうれしいでした。さっき友人からメールが来て、友人も太ってなかったとのことです。そしてマクドに行ったとのことです。

 ちなみに冷静と情熱のあいだは、失恋した女の人が、10年近く、立ち直れずに、恋人ができても前の彼を思い続けてしまうという、完全に恋愛小説でした。でも江國香織が書くとただの恋愛小説でも非常に良い感じになります。この本は、彼氏に読ませてもっと私のありがたさを実感しろ!!と世界の中心で叫んでみたいと思います。ちなみにビバ!イタリア!にはなりませんでした。早く読みすぎて情景を感じる暇がなかったらしい。でももともとイタリアには行きたいので、いつか機会があれば行きたいと思います。
 ちなみに、男性版の冷静と情熱のあいだは、かの有名な中山美穂と結婚した辻仁成が書いてます。あの、中山美穂に初対面で「やっと会えたね」と言ったという逸話の残る、マスコミでナルシスト!と散々バッシングされた辻仁成です。たしかに初対面で「やっと会えたね」はよろしくない。逃げるわ。
 友人いわく、辻の冷静と情熱のあいだは、全然よくないので買うべからず、です。ただのなよなよした男の恋愛話という感じで深みがないらしい。さすが「やっと会えたね」的作家!心配していたとおりです。でも女性版を読んだあとにはどうしても男性版を読みたくなる小説なので、きっといつか私は読んでしまうことになるであろう。

 さて、明日は友人の結婚式に出席するために有給とってます。うひひ。ちなみに、だんな様は、写真で見て、正直第一印象「こなきじじいに似てるなあ」でした。ほんまに友達甲斐ないやろ、私って・・・。まあ正直者ということで見逃していただきたい。はっきりいってこなきじじいは、評価としては最低ランクに入るため、きっと明日実物みたら、印象はアップするであろう。まさか実物もこなきじじいってことはあるまい。そんなんやったら、こなきじじい似の子どもが生まれちゃうもん。そんなん人としておかしいもん。