退院

 どうも。今日は、ズレ勤で、さっき帰ってきました。雨は思ったほど大変じゃありませんでした。大雨ではあるけど、風は吹いてないし、家に近くなってきた頃には雨もやみかけやったし・・・残念!嵐好きとしては不謹慎だが残念この上ないのであります。なんで?ほかの東京都は豪風雨やのに?
 帰りには、急に係長が電話を下さり、定時までおらんでいいから、仕事が終わり次第帰れと言っていただきました。なんて優しいんだ。

 さて、今日はとっても好きなかわいいお子が退院することに決まりました。例の、夏に遠足先で「さみしい」といって泣いていた子です。悲しいけど、その子にとってはめでたいことやし、家族も兄弟もいい人で、帰ったほうが楽しく暮らせるやろうから、よかったねえという感じです。
 でも、今まで自分よりも遅くに入院してきて、それやのに自分よりも早く退院していく子を何人も見送ってきた他のお子たちはどういう気持ちでいるんやろう。
 いつまで待っても迎えに来てくれる当てのないお子達は、自分がこの病院を退院した後のことをどんなに不安に思ってるんやろう。
 迎えに来てくれる当てがない、退院後の行き場所がないというのは、底のない不安であり、恐怖ではないか。頼るところがない、世界に頼れるのは自分だけっていう恐怖の中であの人たちは生きてるんじゃないか。

 今日は、ずれ勤のうえに、帰りに古本屋に立ち寄ってしまった。よしもとばななが、知らん間に結婚して、子どもまで生んでた。よしもとばななよ、お前もか。作家はちょっと目を離すと、とたんに信じられん行動に出るので要注意です。思わず、妊娠出産に関するよしもとばななの日記を2冊購入。500円も使ってしまった。帰りの電車の中で読んだけど、やっぱりあんまりおもしろくない。かつて、よしもとばなな以外は読まない日々さえ何年も続いたりしてるほどのよしもとファンやったのに。日記やからおもしろくないだけ?それともおもしろくないっていう思い込みのせいでおもしろくないだけ?それともほんまにおもしろくないの?

 酒を浴びるほど飲みたくなって、帰りに買って帰る。こういうときは欲望のままに飲むに限るので、チュウハイを2本買った。私の浴びるほどなんてたかだか2本なのだ。