なにわバタフライ

anonenone8852005-01-16

 風邪は、鼻風邪にやや以降。うっとうしいけどいい兆候です。私は鼻汁でしめて風邪を治すタイプなので。夜明けは近いとみた。それにしても・・・出るわ出るわ、この汁め・・・。


 今日は三谷幸喜:作演出、戸田恵子主演の一人芝居、なにわバタフライを観て来た。ほんまによかった。8000円出した甲斐もあったってもんだわ。やっぱり1ヶ月に1回くらいはいい芝居を観て活力を養わないかんなあ。
 なにわバタフライは、ミヤコ蝶々の生涯を生演奏つきで2時間で描いた芝居。ミヤコ蝶々にそこまで興味があったわけじゃないけど、ほんまにかわいらしい人に描かれてたし、三谷幸喜の、人の描き方というのは、温かさがにじみ出ててほんまにいい!!三谷芝居ということで、チケットとった時には笑うために行くつもりやったんやけど、あんまり笑う場面がなくても大満足。音楽もほんまによくて、舞台がはじまって音楽がはじまっただけでぞくぞく、ライトが照って戸田恵子が出てきただけでぞくぞくした。
 ミヤコ蝶々は、ほんまに綺麗な生き方をした人なんやなあ思った。大阪弁が変という噂もあったが、年中彼氏のえせ関西弁を聞いているからか一切気にならず。あと、最初の1分は「一人芝居なんやなあ」思ってたけど、すぐにそんなこと忘れた。一人芝居か一人芝居じゃないかなんて関係ない芝居やった。いつもの三谷芝居は、人と人とが行き違って、会話がかみ合わなくて・・・て感じで笑いを誘うお芝居が多いけど、今回の一人芝居で違う境地を開いたという感じでした。


 ただ一つ。芝居が終わった後、隣の女の拍手の仕方に興ざめ。腕を頭の位置よりやや上に上げて、右手と左手をややずらしてたたく拍手の仕方。何様?どっかの高いオペラにでも行っとけ!思った。ほらほら私はこんな些細なことでも怒ることができます。小さな心の持ち主に今後も乞うご期待。


 夕方家に帰ってきてから美容院に行った。ちょっと髪の毛を切った。鼻汁がすごかった。なすすべもなく、出てきたら手でぬぐう、出てきたら手でぬぐうという田舎の子どもと同じ手法で対処した。読んでたモアに鼻汁がついた模様。すまん。


今日からは、桐野夏生の「顔に降りかかる雨」を読む。


 久々にからくりテレビを見たら、ボビーがK1で勝ったそう。知らんかったしK1のことも全然しらんけど、ちょい感動した。


 私のアパートは女性専用なのだが、その割には何回も彼氏が大家と鉢合わせしているのだが、燃えるゴミを不燃ごみのポリバケツに捨ててる奴がいる。てか、全体的にゴミの捨て方がなってない。くぅ・・・・。人のこと言えるほど立派には捨ててないかもしれん。でも!でも!はいはい、この小さなことで怒る小さな心の持ち主の今後に乞うご期待。


 写真は友人の研究ノート。名誉のために言っておくと、スマトラ地震より前から持ってるノートです。でもタイムリーなだけに津波柄というあたりが悪趣味といわざるを得ない。