歯医者に行ってきましたが?

 昨日のがきの使いは、占い師がきて、一人ずつ占っていくやつやった。それだけのことやのにむっちゃおもろかった。うだうだしゃべってるだけやのにあんなにおもしろいなんて!!
 

 ラサール石井が朝の番組から夕方に移るらしい。大抜擢というやつですな。でも私は朝におってほしかった。どう考えてもダントツいい番組やったもん。夕方は、ほかの局にもいいアナウンサーがいっぱい出てるから、ラサールが行ってもあんまり目立たんよ。朝におってほしい!!私がどれだけ「今日のおもしろ」とそれに対する抑えようとしてもにじみでるニヒルなコメントを楽しみにしているか!知っているのか!寝ぼけなまこやったからよく聞いてなかったんやけど、ラサールの後釜がみのもんたって言ってたような気が。でも多分空耳やな。もんたには昼の番組があるし。朝からもんたはきついし。


 そんなことはどうでもいいのだ。問題は歯医者だ。
 2年ぶりぐらいに歯医者に行ってきた。黒い部分をみつけ、歯磨きのときにややしみる程度の虫歯だった。近所の近未来的つくりの歯医者に行ってみた。
 歯医者はすばらしかった。つくりがデザイナーズマンションみたいですがな。壁がなんやしらん光ってるし。個室風味の治療室やし。パソコンですごい丁寧に説明してくれるし。先生むっちゃ優しいし。


 んなことはもはやどうでもいい。問題は虫歯の進み具合だよ。神経まで届かんばかりに発達していました。私、ここまで大きい虫歯にはなったことがありません。来週、神経抜くかもしれません。ほんまに心の底から頼むのですが、どうか神経を抜いたことのあるお方。どんな感じやったかぜひとも教えてください。
 神経といえばあんた、あの脳細胞までつながってて、快やら不快やらの神経伝達物質を放出させるあの神経ですよね?その神経をぬ、ぬぬぬぬ抜いたら脳内はどうなってしまうのですか?ミトコンドリアが大パニックになると思うんですけど。そこらへんを脳神経外科の立場からぜひともレクチャーしていただきたい。


 私は怖がり痛がりだが、口の中の神経は鈍いらしく、今までそんなに痛い思いをしたことはない。よって歯医者はそこまで怖い空間ではなかった。しかし、、、このごろある友人が歯医者に行くことが怖い怖いと毎日メールで訴えてきており、さらに先日とまりに来た友人は、とうとうと神経を間違って削られたときの痛さを語って帰ったため、異様に歯医者が怖くなってしまった。近未来的な作りも、もはや私にはUFOに連れ込まれて人体実験される部屋を彷彿とさせる効果しかもっていないのであった。


 世の中の怖がりには、二種類いると思うのです。痛みを先延ばしにするタイプと痛みを早く終わらせようとするタイプ。私は確実に後者です。ちょっとでも異変を見つけたら痛くならないうちに歯医者に飛び込みます(なのになぜ神経まで到達してしまったんだ・・・)。そして麻酔、とにかく麻酔をうってもらいます。だってだって、削ってるときに痛いのなんか耐えられんやん。それなら最初に堅実に注射で痛みを止めてるほうがまし。でも世の中の大多数の人は、麻酔の注射のほうが怖いらしいねえ。不思議だ。
 今日は、「じゃあ途中まで削って痛くなったら麻酔します」言われて「ぇぇ!!!???」と必要以上に小さい声でもだえ苦しんでみました。優しい先生はすぐに察してくれました。「・・・分かりました。しっかり麻酔してからにしましょう」いってくれました。数えただけで4回は打ってくれました。むしろ10回くらい打ってほしかったです。
 麻酔のおかげか、ときどき「ぬお?」と思うしみる痛みに襲われる程度で済みました。?のあたりにあまり痛くないけど、妄想が膨らみすぎて痛い気がしている感を感じ取っていただきたい。この?が起こるたびに必要以上に顔をしかめて「痛いアピール」をする私。優しい先生はすぐに中断してくれます。でも一息ついたらすぐはじまります。これを30分くらい繰り返して今回は終わりました。先生は優しいので、私を痛がらせないために、かなりいろんな種類の器具を駆使して削ってくれていた模様。数えただけで4,5種類は使ってた。実際はもっとじゃないか。先生、ありがとう。そしてごめんなさい。そんなに痛くないのにアピールすごくて。
 終わったあと、先生はにっこり笑ってお疲れ様でしたといいました。疲れたのはあんただよ。私はただアピールに余念がなかっただけだ・・・。私はほんまに感激して、必要以上に礼を言いました。「先生、本日は本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」←ほんまにこんなせりふをなみだ目で言った。

 
 私の大好きなさくらももこがかつて笑気ガスを使って歯の治療をしたことを思い出します。私にも必要っぽい。ほんまに必要以上にひきつってたもん。何回も「力抜いてください・・・」と脱力した声で言われましたもん。うーん、ほんまに笑気ガス、あこがれるなあ。


 私が歯医者が怖くなる理由は、妄想です。「もし先生がくしゃみして、その瞬間歯茎が削られたら」「神経まで削ってもたら・・・」「舌が急に痙攣して動いて、舌を削られたら・・・」などなど、阿鼻叫喚の妄想だけはたくましく広がっていくのですが・・・みんなもそういうもんなん?それとも私が異常なん?


ああ、あまりの怖い出来事にすごい長い日記になってもたかも。歯医者の友達がほしい。歯医者と婦人科と内科と眼科あたりの医者友達がほしい。どうすればできるんやろう。


 なんやかんやで結構しっかり日記書き続けてるな、私。1年たったら本にしてみようっと。