よだれ

 今日も350メートルコース以外は滑るまいと誓っていたが、そうは問屋が卸さない。せっかく来たのにもったいない!説得され、またこれ以上350メートルコースに友人を縛り付けているわけにも行かず頂上へ行った。頂上にも初心者コースがあるとはお釈迦様でも知るまい。
 でも頂上の初心者コースは、中級や上級コースとの分かれ道が分かりづらく、滑り始めて早々に上級コースに入り込みそうになった。「え・・・先が見えないくらいの急勾配なんですがこれでも初心者コース????」目を白黒させながら訴え、間違いだったことが判明、危機一髪で初心者コースに方向転換した。あと10メートル滑ってたらそのまま滑走して、止まる頃には死体になってたに違いない。そんな急勾配でした。
 あとは、山道にそってすーいすいと滑る感じで、コツをつかんだ私にはなんとか滑れた。一回こけたけど。すごい長い道のりで、降りるのに1時間半くらいはかかった。
 そのあとはリフトを乗り継いで元の場所に戻っていった。その途中にふぶきみたいなんが来て、リフトの上で凍死した。ほんまに寒かった。温まってた体が一瞬にして冷凍された。それにしてもこの燃費の悪い私でもすぐにほかほかになれるってことはスキーってほんまにいい運動なんやなあ。また行きたいなあ。一年に一回くらいのペースで行ってみたいと思いました。


 そのあとはバスやら新幹線やら乗り継いで帰ってきた。爆睡したりむしゃむしゃ食べたり、私の体はいろいろさせられてかわいそう!新幹線は友人4人で向かい合わせの席だったが、寝てしまい、おきたらよだでがむっちゃ出てた。一体私はどこへ向っているんだろう・・・。このままでいいんだろうか、いやよくない。


 スキーはほんまに楽しかった。でも宿が最低レベルだったため、また風邪をひきそうな状態に・・・。またかよ!喉痛い!というわけで、今日も早くに寝る。明日仕事なんて行きたくない。行けるわけがない。