悲しい。それだけ。

 悲しいことが二つ。


 ひとつは、一緒に仕事してきた先輩が辞めることになったこと。子どもの会は全部この人と二人でしてきたから、パートナーに近いものがあった。いろいろ教えてもらったし迷惑ばっかりかけてた。
 先輩は、このごろ体を壊しがちやった。家では涙がとまらんこともあって、かなり心身ともに辛かったらしい。そこまで辛かったってことにもショック。
 他の先輩も全員いい人で大好きやけど、みんな優秀すぎて私には敷居が高い部分もある。その点、その先輩は一番話しやすい先輩やった。だから悲しい。でも話を聞いてると、辞めたほうがいいんじゃないかと私も思った。ひとつの仕事をずっとし続けなあかん理由もないし。ゆっくり休んで他の道を探すのと、苦しくても一つの道でがんばるのと、どっちがいいかなんか誰にもわからんやんな。死ぬときにやっとわかるんじゃないか。


 思い入れがあったお子が二人退園する予定。まず嫌なのが、自分の中に「特に思い入れのある子」が存在することや。でもしゃーない。存在してる。一人は家に帰れることになったから心の底からめでたい。でももう一人は別の施設に行くことになった。実は私は別の施設に行かんでもここにいればいいんじゃないかと思ってる。まだ小さいのに一年ごとに住むところが変わるくらいなら、デメリットがあってももうちょっとここにおって落ち着くほうがいいんじゃないか。やっとこのごろ落ち着いてきたところやのに、またこの子は、不安で仕方なくなって、大人の愛情を試すような行動を必死に取り続けなあかんようになるんじゃないやろうか。。。。でも私は公私混合してるんじゃないか。その子のことが大好きすぎて、手元においておきたいから余計にこういうふうに思うんじゃないか。いっそのこと自分で育てたい。離れたくない。


ああ、書いてるとますます悲しくなってきた。ず、頭痛が・・・。


今日は子どもの会でテツアンドトモのビデオを見た。60分間テツアンドトモ・・・。でもビジュアル的に面白くて子どもにはちょうどいいっぽい。そして私も「ああ、意外とおもろいやん」思ってしまったことを告白しておこう。気を緩めてしまったぜ・・・。
テツアンドトモがすでになつかしく感じるのはなんでだろ〜なんでだろ〜。テツアンドトモが、第一回M1グランプリで決勝まで残ってしまったのなんでだろ〜なんでだろ〜。


 疲れてるからブルーハーツの曲が心にしみる。人に優しくが一番好きやけど、今読んでる本の著者はリンダリンダが一番好きらしい。ブルーハーツの有名な曲って、ほんまに一つ一つの言葉が心にしみて泣けるよねえ・・・。上から人を見て励ます歌でもなく、自分の思いをただただ歌うだけの歌でもなく、疲れてる人と同じ目線にたって、「俺もそうやねん。おんなじやねん」て歌ってくれてるのがしみる。私はブルーハーツの歌を聴いて泣くときは、歌詞に感動してるっていうよりはボーカルの優しさに感動して泣いてるんやわ。
 なんで、中学のときからしっかりとブルーハーツの曲を聴いてなかったんやろう。10代の頃の私のばか!ばか!