指導!

 明日は縁日。というわけで今日はいっぱいピアノの練習をしました・・・。ボランティアで音楽療法をしてくれてる先生がいるんだが、今日はその先生にスパルタレッスンを受けた・・・。せっかく発表会終わったのになんでこんな目に・・・。手拍子を激しく打たれながら、「はい、ここに6拍子入れる!」みたいな感じになり、先生・・・私にはそんな芸当はできません・・・、そろそろ許して・・・。でも音楽に真剣な先生はこの音色を見逃すことができなかったらしい。しかも一緒に演奏してる係長まで「ここはもっとゆったりと」「ここは春の嵐がうわーと起こってそのあともとの霞のかかった春の景色に戻るから・・・云々」。・・・知らん、もう知らん・・・。そんなに思い入れないんやもん・・・。許してよ・・・。今日も練習せなあかん・・・。早く明日よ終わってくれ・・・。でも演奏をせんかったら、サルの着ぐるみ着てアルゴリズム体操せなあかんかってん・・・。もうなんでもありやけどさ・・・。サルになってアルゴリズムに比べたらスパルタピアノ教室のほうがましなんやろうか。
 あと、ピアノとフルートとビオラファゴットで演奏することになり、今日はじめて合わせた。ブルーメンの音楽隊みたいな感じでヒョロロ〜と崩れた合奏になっており、こちらはむっちゃ愉快。弾いててもあまりの雑音にわらけてきます。はぁ・・・春の海もそういう感じでやりたいのになあ・・。
 とにかく今日の指導により、ああ、私のピアノの先生は、私が好きなように楽しく弾けるようにしてくれててほんまにありがたいことなのだなあ・・・としみじみしつつ、スパルタに耐えました。。。


 唯川恵の「病んだ月」を読んだ。むっちゃ読みやすくて面白くて眠れなくなりながら読んだ。しかも最後ちょっとだけ泣いてもたし!どら様の助言どおり、とにかく暗い。山本文緒江國香織は、暗くても主人公がもがいてるから感情移入しやすい。唯川恵の主人公はほとんどもがかない。落ちていきます、どこまでも・・・、て感じで主人公に感情移入はできん話が多かった。でも短編集やってんけど、短編全部合わせてまるで一つのストーリーを読んだような読後感。その短編の並べ方がうまいんだか、全部の話を読み終えると、なんかいい感じなんよねえ。今日も読みたいけど、また眠れんようになったら困るからやめとこうっと。昨日は見事に眠れなくなったけど、京極夏彦の力を借りて眠りました。面白いのにあんなに眠れる小説は他にないわ。


 そして皆様の助言もむなしく意志の弱い私はファンタジーを開けて飲んじゃいました。。。短所は怒りやすいところ、長所は一晩寝ると怒りを忘れるところ。この私の長所のおかげで彼氏は何度助かっているかわかりゃしない。