万博情報。でも誰も求めてない。

anonenone8852005-05-01

 一日は満を期して(漢字あってるんやろうか)万博に行ってきました。周りの皆様は、「全く興味がない:どら・彼氏・一緒に行った友達(え?じゃあなんで来てくれたんやろう)」「誘われれば多少は興味がある:SEの友達・ライターの友達」「とにかく混んでることが気になる:浜松友人」てなもんで、私ほど交感神経優位にして楽しみにしている人には出会ったことがない。そして万博が楽しみなのとあいまって、きっころともりぞーがかわいくて仕方がない。ここまであのキャラを愛でてる人にも会ったことがない。まあ、無理やりストラップ買って来て、早速奴の携帯につけてやったけどさ。昔から人の嫌がるおみやげを買い与えることに生きがいを見出す私であった。

 土曜の夜は12時ごろまで、ほんまにくだらん話で涙が出るほど笑い転げ、もともと交感神経優位やったのに、さらにヒートアップしてしまい、ほとんど眠れませんでした・・・。そしてシャトルバスで万博に行きました。どうしてもリニモに乗りたい!ってわけじゃない人にはシャトルバスが激しくお勧め。・・・お勧めって言っても、ほんまに行きたがってる人に会ったことないんだが。とにかく、待つことなくスムーズに万博に行けます。

・三菱未来館 もしも月がなかったら:◎
 絶対行きたかったうちの一つ。真っ先に向かって20分くらい並ぶだけで入れた。映像はすごい迫力で、前だけじゃなくて左右も上下も映像に包まれて、感動。泣きそうになった。でも時間が短い。倍はほしい。

長久手日本館:◎
 これも絶対行きたかった。これは360度映像に包まれて、映像が動いてるのに自分が飛んでるような感触が味わえる。泣きそうになった。私の泣きそうになったは一切参考にならないので参考にしないでください。これも時間が短い!!倍あれば満足できるのに。でもこれは、万博に興味のなかった友人も感動してた。

・アフリカエリア:×
 全然行きたいわけではないが、友人が、どうせなら確実に行く機会のないところでご飯を食べようと提案したので行って来た。チュニジア風クスクスを食べてきた。まずい!ってことはなかった。最後、クスクスだけ残ってしまい、それだけを食べてるときには吐き気が。まずいんじゃん?でも友人は栄養士で、私が残すと異様に怒るので食べきったのだ。怖い怖い。ただ、お土産は、変なもんばっかでおもしろかった。私好み。

・スイス:×
 なんか機械をもたされ、一瞬おもしろそうな雰囲気が漂うのだが、騙された!一切おもんない。スイスに興味があれば行けばいいってくらいのもんでした。

ポーランド:○
 洞窟がなんとなくおもしろかった。映像を見ながら音楽を聞ける場所があるから、休憩がてら行けるところがいい。

ルーマニア:○
 舞踊だかなんだか見ながら休めるところがいい。ここでは、眠気が高まって寝てしまった。

・ベルギー:不明
 行った気がするけど覚えてない。あと、ここらへん北欧の国は、結構アバウトな気質らしく、もらうパンフレットの日本語が変で笑えた。「お腹がおきの方は、地下にカフェがございます。お腹がおきの方は、地下にカフェがございます」とかね。おそらく、「おすき」と言いたかったのであろう。しかも間違った日本語のうえに、それを二回繰り返して書いちゃってるし!ある意味今回のナンバー1.

・フランス:△
 なんか映像使って、地球の問題について頑張ってるんやけど、内容が浅い。

・マレーシア:△
 熱帯雨林を作って頑張ってるけど、ちゃちい。

・ゲゲゲの森:○
 鬼太郎のことをあんまり知らん人は行くと面白いし、お土産を買いやすい。ただ、もともと妖怪好きの人にとっては、あんまりインパクトはない。

地球市民村:◎
 寝転びながら、永遠に映像を見てられる場所があってすごくいい!万博のはずれでそんなに人もおらず、休憩しつつ癒される感じ。あと、ナチュラルフードカフェが非常に美味しい。雨やったから寒かったけど。


<ここからは、友人が帰った後、一人で回ったエリア>
長久手愛知県館 地球タイヘン大講演:◎
 内容は薄くて、すでに知ってることばっかやった。しかも雨が激しく降ってる夜に行ったため、満員ではなく、一人でいることが目立った気が・・・。ただし、映像と音楽のコラボレーションさえあれば泣ける私は、それでも泣きそうになったので◎ってことにしてみた。でもこれで泣いたら、「この人、一人で万博に来て、地球タイヘン大講演で泣いてる・・・」って変態扱いされては困るので、上を向いて涙はこらえた。いや、泣くほどの内容じゃなかったのだが。。。

・グローバルトラム:△
 万博内をはしってるバスみたいなもんなんやけど、歩くスピードより遅くて500円!!ただにしようよ!ディズニーやったらこんなもんただやっちゅーの!でも大荷物を万博の端から端まで移動せねばならず、しかも一人、しかも大雨ってことで乗り込んでみた。みんなが談笑してる中、一人身がしみるすばらしい車内でした。

・国際赤十字 赤新月館:◎
 今回のナンバー1.地球タイヘン大講演ですでに涙腺が緩んでいたこともあり、涙が出た(注:他には誰も泣いてなかった)。でもきつい映像に弱い人は見ないほうがよい。生きてるだけでなんて幸せなことなんやろう。私は自分次第で幸せになれる確率の高い国に生まれてほんまに幸運なんや。でも世界には自分の力ではどうすることもできん大きな力のせいで、いろんなことに苦しんでる人がいる。その事実を知ってるのに、すごい遠いことに感じて、たまに考えてもすぐに忘れて、私は一体何をしてるんやろう。世界中に大変な人がおるのに、なんでそのことを真剣に考えられんのやろう。私には何ができるんやろう。募金するだけでほんまにいいんやろうか。いや、その前に募金さえしてないんやけども。

・カナダ館:◎
 最後に行ったため、疲れている+赤十字の余韻が頭に残ってるため、なんも考えずにぼーっとできた。よくよく考えたら、大きいスクリーンでカナダの自然を宣伝してるだけなんやけど、センスがいい。大仕掛けがあるわけじゃないけど、スクリーンにも工夫が凝らされていて、ほんまになんも考えずに不思議な映像に浸れる感じ。最後には、カナダの風景を背景に写真が撮れるコーナーがあって、撮りかけたのだが、手続きを入力してる間に誰もいなくなり、「あの女の人、一人でカナダの写真撮ってる・・・」という視線が恐ろしくて、途中で逃げて帰った。ええ、ええ、私はまだまだ小さな人間です。虫けらです。


 そんなこんなの旅でした。最後に、帰るときに乗った深夜バスは最低レベル。さすが4000円!狭いし!集合場所ちゃんと教えてくれんから焦って大移動せなあかんかったし!!ばかばか!!

 万博は、ディズニーに比べたら、楽しませ方が下手くそ。もうちょっと効率良く、でも満足させる見せ方ができればなあ。でもまあ楽しかったけどさ。ほとんど企業パビリオンに行ってないのがやや残念。万が一、誰かに誘われて行くことになったら、日立のパビリオン、さつきとめいの家、冷凍マンモス、ドイツ館、などなど、人気あったけど行かなかったところにも行ってみようと思います。