観た!

 今日は、学校見学会みたいのに参加するために都営荒川線に乗った。チンチン電車ですごいいい感じ。両側の家の軒先やら、線路の脇やらにバラやあじさいがわんさか生えてて、それ以外の花もいっぱい咲いてて色とりどりやし、スピードはバスより速いか遅いか・・・ってくらいやしゆっくりできて最高です。線路走ってるなーと思ってたら気づいたら普通に車と一緒に道走ってておもしろいし。
 唯一難を言うなら、乗客の平均年齢が高い。平均65歳・・・おお、全員に席ゆずらなあかんやん!!!地獄や!!!!やっぱこんなちんたら走るのにビジネスマンは乗らないのね・・・。

 一人で乗るのは初めてやから動揺し、金を払わずに乗り込んで「おきゃくさーん、お金〜」と叫ばれた・・・。そして舞い戻って金を払おうとして、その場に小銭をぶちまけた。唯一の救いは、ぶちまけたうちの100円玉一枚が、奇跡的に料金入れに入ったことくらいや・・・。「今たまたま100円入ったので、あと60円です」と言われました。不幸の中にもストライクあり。
 最初乗ったチンチン電車の運転手さんは異様に優しく、杖をついた老人が乗り込めばもちろん席にしっかり着くまで出発せず、私がぼーっとしてたらわざわざ降りる駅を聞いてここで降りたほうがいいとアドバイスをくれた。バスじゃないのに、電車やのに・・。


 今日はまたコーラスを観た!二回目に観ても全然飽きず、2回目は2回目の楽しみ方ができた!ああ、あの人はこのときこういう表情をしてたんや〜とか。友人も感動してた。やっぱりヨーロッパの映画って実はすごいんじゃないんやろうか・・・。アメリカみたいに力技で感動や驚きを与えるでもなく、アジアみたいに貧乏臭い作りでもなく、雰囲気がすごいいい。笑いもアメリカやアジア系みたいにオーバーに何かして笑わすとかではなく、言葉の端々でニヤリとさせるやり方やし。笑いの感じはちょっと日本に近いんじゃないんやろうか。言葉のあやで笑わす感じとか。
 でもヨーロッパ系は家で観るんじゃなくて映画館で集中して見るのじゃないと、ちゃんと味わえん気がする。アメリカ映画みたいに力ずくじゃないからねえ。雰囲気としては、コーラスは、ニューシネマパラダイスやブラスに似てる感じやった。私は映画通じゃないためか、ニューシネマパラダイスやブラスは、「ああ、こういうのもいいんじゃないの?」くらいの評価なんやけど、でもこれももしビデオじゃなくて映画館で見てたら感動!!最高!!ってなってたかもなあ。もったいないことをした・・・。ちなみにアメリは映画館で落ち込んでるときに観たから信じられんほどの号泣。でも今となっては、私は一体どこで何を感じて泣いたんやろう・・・、いや確かにいいんやけども・・・って感じです。アメリも家で観てたら感動半減やったんやろうなあ。
 というわけで結論は、評判のいいヨーロッパ映画は、集中するために映画館で観ろ。アメリカ映画は力ずくなので、その力を最大限発揮させるために映画館で観ろ。とにかく映画館で観ろということですなあ。さぁさぁ、次は宇宙戦争や!力ずく来た〜〜〜!ささ、力ずくで感動させておくれ・・・。

 今日は、前にどら夫妻と行った東武のアジアンキッチンでまたチチを飲んだ。もっと飲み食いしたかったなあ。そういえば・・・どらは・・・?影も形も見当たらないんですが・・・。